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トップニュース冷凍パスタ販売好調、物価高背景に主食変化が追い風 200円台でメニュー充実

冷凍パスタ販売好調、物価高背景に主食変化が追い風 200円台でメニュー充実

家庭用冷凍パスタの販売が好調に推移している。コメを筆頭にあらゆる食品の価格が上昇するなか、1食200~300円程度で「ペペロンチーノ」「ナポリタン」「カルボナーラ」「ボロネーゼ」など豊富なメニューを電子レンジ調理で手軽に楽しめることが人気の秘訣だ。

昨24年度の冷凍パスタ市場は約4%増、700億円規模の見込み(インテージ「SRI+」「SCI」データより業界推計)。5年前比は3割以上アップとなる。コロナ禍の内食化傾向で購入経験率が高まった効果は大きいが、メニュー・サイズ・価格帯の豊富なバリエーションでランチ需要の一角を担っている。

ニップンは前3月期、主力の「オーマイプレミアム」ブランドが数量・金額とも二ケタ増だった。具材の満足感、トレー入りの簡便性、メニューの豊富さが特長だ。おいしさを訴求するテレビCMの放映やパッケージリニューアルなどが奏功し、商品認知の向上とともに販売ペースが加速している。売れ筋上位は「ペペロンチーノ」「海の幸のペスカトーレ」。昨年から市場で定番フレーバーに位置付けられる「濃厚ナポリタン」「牛挽肉ボロネーゼ」「濃厚カルボナーラ」の配荷拡大にも注力する。

25年春は、「オーマイプレミアム」シリーズで具材どっさりの「牛挽肉ボロネーゼ」と「贅沢チーズマルゲリータ」を投入。上級ライン「オーマイプレミアム 至極」シリーズは、初の期間限定商品「至極のボンゴレ」をラインアップした。

日清製粉ウェルナは、新ブランド「RICH-NA」の拡販に注力。外食店で人気のメニューや具材を厳選し、麺の種類・太さ・食感にまでこだわったシリーズで、一挙7品を投入した。だしを前面に押し出した和風の「金時鯛と明太子のおだしパスタ」や「オクラときのこのあさり旨だしパスタ」などが人気。3月下旬からMLBの大谷翔平選手を起用したテレビCMを放映し、店頭での売れ行きも好調だった。5月に再びCMを投下予定のほか、5~6月にかけてスーパー等の店頭で試食販売も実施する。

定番の「THE PASTA」シリーズは、「ソテースパゲティ ナポリタン」「濃厚カルボナーラ」などシリーズ全品を本格感ある金色パッケージに統一化。あわせて「濃厚ボロネーゼ」「和風たらこ」など4品を対象に、麺の太さ・食感をソースとの相性を考慮して改良した。

日清食品冷凍もパスタの販売が好調だ。「冷凍 日清もちっと生パスタ」シリーズでは麺の幅・厚さ・ゆで時間にこだわったタリオリーニ(細めの平打ちパスタ)を新開発、麺と相性抜群の「完熟トマトのソース」など2品を投入した。

発売2シーズン目を迎えた「冷凍 日清スパ王喫茶店 大盛り」シリーズも拡大。ユニークな商品コンセプトをベースに、おいしさと大盛りのお得感を両立させたコスパの高さが支持されている。「ナポリタン」「ミートソース」「たらこバター」など既存4品に、新商品「カレースパ」を加えた。

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