ゴールデンウイークがスタートした。平日が多いが、休める人にとっては最大で4月26日から5月6日までの11連休になる。例年同様、旅行、レジャー、ショッピングをはじめとする各分野で需要、消費の盛り上がりが期待される。
▼気になるのは物価高の影響だ。大手旅行会社の推計によると、旅行者数や旅行消費額は前年に比べ減少する見通し。その影響はやはり小さくない。また、混雑を避けたいとの思いもマイナス要素になる可能性がある。
▼ただし、その中でも思い思いの方法で連休を楽しみたいと思う人は少なくないだろう。気になる天気だが、前半は雨の日もあるものの、後半は晴れる日や暑い日が多いという。地域による違いはあるが、特に後半はほぼ全国的に行楽日和になる可能性が高いという。
▼飲食需要の盛り上がりも期待できる。外食、中食、内食の各領域で、大型連休を見据えたメニューや商品を提案する動きが活発だ。暑い日が多ければ熱中症対策商品も一定の需要をとらえそうだ。ゴールデンウイーク、さらに母の日へと続く「商戦」の動向が注目される。
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