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Mizkan 次世代水産養殖スタートアップに出資

Mizkan(ミツカン)は12月25日、次世代水産養殖のスタートアップ企業であるリージョナルフィッシュ(本社・京都市)に出資した。

出資による連携を通じ、ミツカンの調味料とリージョナルフィッシュの水産物とのコラボレーションや素材提案、社会課題であるたんぱく質不足や水産資源枯渇への対応などに取り組み、社会的価値の実現を目指す。

リージョナルフィッシュは京都大学大学院農学研究科の木下政人准教授、近畿大学水産研究所の家戸敬太郎教授らによる共同研究で生まれた技術シーズをコアとして設立されたスタートアップ企業。オープンイノベーションを通じ、水産物の品種改良や養殖に取り組み、2021年には世界初のゲノム編集動物食品である可食部増量マダイ「22世紀鯛」、それに続き高成長トラフグ「22世紀ふぐ」、高成長ヒラメ「22世紀ひらめ」を上市している。

ミツカンは自然、食、人々の生活に欠かせない水を大切に考え、寿司の素材である水産物の恩恵を受けてきた。同社が大事にしている考え方とビジネスの親和性の高さから、今回の出資に至った。

ミツカンが培ってきた経営資源やノウハウとリージョナルフィッシュが持っている技術と水産物の価値を掛け合わせて生活者に届けることで、持続可能でおいしい食卓の実現を目指す。また、日本の水産業の活性化、同社としてのオープンイノベーションを推進し、より良い価値を生活者に提供する。

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