日本アクセスは11月21日、大阪府高槻市の市立川西小学校で、乾物をテーマにした食育授業を行った。この日は5年生の2クラス、41人の児童が出席。旭松食品と山忠がそれぞれ講師を務め、高野豆腐、ひじきについて話した。
児童たちは、原料である大豆の多くが輸入されていること、約1か月かけて作られることなど高野豆腐について学習しながら、食べ物を大切にすることの重要性を学んだ。
調理実習では調味料を計量し落し蓋を使い「含め煮」を作った。旭松食品大阪営業課の前川久弥課長は「自分たちが調理することで、乾物を身近に感じてもらいたい。調理法もより簡単になっており、レンジでの作り方も紹介した。こうした提案を流通と一緒になって広げていくことが大事」と話していた。
続くひじきの授業では、歴史や産地、栄養価などを学んだ後、ひじきや削り節、ゴマなどを使ったふりかけを作った。
日本アクセスはAK研(アクセス乾物乾麺市場開発研究会)と連携し、乾物の食育活動を推進している。今年度は全国5つのエリア・8校で開催し、川西小が6校目となる。