中部地盤の酒食品卸・秋田屋は11月6日、名古屋東急ホテルで「ワイン&リカーフェスティバルVol.18」を開催した。会場では国内外のワインやウイスキーなど29社・210アイテムが集結。約600人が来場し様々な酒を堪能した。
開会あいさつで秋田屋・浅野弘義社長は、「温暖化現象は、皆さま方の生活だけでなく、われわれ酒類業界にも大きな影響を与えている」として、日本酒の酒米やワイン原料のぶどうなどの育成に影響を及ぼす現象が全世界的に見られると説明。その一方で、生産地の移行や交代などで、現在とはまた異なる上質な酒に巡り合えるかもしれないとの希望も示した。
会場ではメーカーブースのほか、プレミアムワインの有料試飲や、日本ホテルバーメンズ協会のバーテンダーが「収穫祭」をテーマに考案した創作カクテル(6種)コーナーなどが注目を集め、ステージではフレアカクテルショーなども執り行われた。
プレミアムワイン有料試飲の売上の一部は「名古屋城天守閣寄附金」に充てられる。