7.2 C
Tokyo
6.4 C
Osaka
2026 / 02 / 01 日曜日
ログイン
English
飲料系飲料コカ・コーラボトラーズジャパン1-9月に大幅増益 通期業績予想を上方修正 「増益トレンドを加速」カリン・ドラガン社長が自信

コカ・コーラボトラーズジャパン1-9月に大幅増益 通期業績予想を上方修正 「増益トレンドを加速」カリン・ドラガン社長が自信

 コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(CCBJH)は、第3四半期累計(1-9月)の事業利益が前年同期比2.5倍の146億円に達したことを受けて通期業績予想を上方修正した。

 同期間、売上収益は1.9%増の6766億円、販売数量は2%増となった。

 1-9月の好業績は、高まる需要を確実に取り込み、販売数量を増加させたことに加えて、価格改定の効果として各販売チャネルのケース当たり納価を改善させたことや夏場の製造数量増加による製造効率向上などが奏功した。

 11月7日、決算説明会に臨んだカリン・ドラガン社長は「年間の利益の大半を稼ぐ第3四半期(7-9月)においてはトップライン成長やコストマネジメントの徹底などにより大幅増益を達成した前年を上回る事業利益を生み出し、増益トレンドを加速させることができた」と自信を示す。

 数量成長では「綾鷹」が牽引。これにより同社の茶系飲料カテゴリはボリュームの大きい7-9月に14%増を記録し、1-9月では8%増となった。

 「綾鷹」の好調要因について、日本コカ・コーラのスー・チョイCMOは「アンバサダーの宇多田ヒカルさんのツアーチケットを中心としたサマーキャンペーンを実施したことで『綾鷹』の成長の勢いが加速し、より多くの飲用者に『綾鷹』を楽しんでいただくことに成功した」と語る。

 CCBJHのビヨン・イヴァル・ウルゲネス副社長CFOは、最需要期の数量成長が中長期的な収益基盤の構築につながるとし「価格改定を控えたこの期間に成長の土台をつくることは価格改定よる数量減少影響を抑制するためにとても重要。これまでの活動の成果は第4四半期以降に現れてくると信じている」と力を込める。

 通期業績予想は、上方修正により売上収益は8824億円(修正前)から8880億円に、事業利益は100億円(修正前)から115億円に引き上げる。

 10月以降、販促費28億円を投じて来年度以降の成長につながる戦略的マーケティングなどに注力するほか、将来の利益成長に向けた投資を戦略的に実行する。

 来期については、中期経営計画「Vision 2028」に基づき、これまで築いてきた基盤に基づき持続的な成長を目指していくという。

 ブランド戦略については「消費者を中心に考えて、コアのポートフォリオを優先的に見つめながら様々な戦略を立てていく」(スー・チョイCMO)。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。