14.2 C
Tokyo
15.9 C
Osaka
2025 / 11 / 29 土曜日
ログイン
English
飲料系飲料コカ・コーラボトラーズジャパン1-9月に大幅増益 通期業績予想を上方修正 「増益トレンドを加速」カリン・ドラガン社長が自信
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

コカ・コーラボトラーズジャパン1-9月に大幅増益 通期業績予想を上方修正 「増益トレンドを加速」カリン・ドラガン社長が自信

 コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(CCBJH)は、第3四半期累計(1-9月)の事業利益が前年同期比2.5倍の146億円に達したことを受けて通期業績予想を上方修正した。

 同期間、売上収益は1.9%増の6766億円、販売数量は2%増となった。

 1-9月の好業績は、高まる需要を確実に取り込み、販売数量を増加させたことに加えて、価格改定の効果として各販売チャネルのケース当たり納価を改善させたことや夏場の製造数量増加による製造効率向上などが奏功した。

 11月7日、決算説明会に臨んだカリン・ドラガン社長は「年間の利益の大半を稼ぐ第3四半期(7-9月)においてはトップライン成長やコストマネジメントの徹底などにより大幅増益を達成した前年を上回る事業利益を生み出し、増益トレンドを加速させることができた」と自信を示す。

 数量成長では「綾鷹」が牽引。これにより同社の茶系飲料カテゴリはボリュームの大きい7-9月に14%増を記録し、1-9月では8%増となった。

 「綾鷹」の好調要因について、日本コカ・コーラのスー・チョイCMOは「アンバサダーの宇多田ヒカルさんのツアーチケットを中心としたサマーキャンペーンを実施したことで『綾鷹』の成長の勢いが加速し、より多くの飲用者に『綾鷹』を楽しんでいただくことに成功した」と語る。

 CCBJHのビヨン・イヴァル・ウルゲネス副社長CFOは、最需要期の数量成長が中長期的な収益基盤の構築につながるとし「価格改定を控えたこの期間に成長の土台をつくることは価格改定よる数量減少影響を抑制するためにとても重要。これまでの活動の成果は第4四半期以降に現れてくると信じている」と力を込める。

 通期業績予想は、上方修正により売上収益は8824億円(修正前)から8880億円に、事業利益は100億円(修正前)から115億円に引き上げる。

 10月以降、販促費28億円を投じて来年度以降の成長につながる戦略的マーケティングなどに注力するほか、将来の利益成長に向けた投資を戦略的に実行する。

 来期については、中期経営計画「Vision 2028」に基づき、これまで築いてきた基盤に基づき持続的な成長を目指していくという。

 ブランド戦略については「消費者を中心に考えて、コアのポートフォリオを優先的に見つめながら様々な戦略を立てていく」(スー・チョイCMO)。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点