製パンメーカーの大手3社が相次いで価格改定を進める。10月29日に山崎製パンが、30日にフジパン、11月1日に敷島製パンが値上げを発表し、来年1月1日からの出荷分から適用する。
それぞれ原料や物流費、人件費、包材、エネルギーコストなどの高騰で、効率化などではコストアップの吸収が困難になったとしている。
山崎製パンでは、「食パン」平均5%、「菓子パン」平均5.3%、「和菓子・洋菓子」平均7.3%の値上げ。
フジパンでは、「食パン」「食卓パン」「菓子パン」「惣菜パン」「和洋菓子」など平均4.7%の値上げ。
敷島製パンでは、「食事パン類」(食パン、食卓パン)を約1~5%、「菓子パン類」(菓子パン、和洋菓子)を約2~5%値上げする。