明治は2025年1月1日出荷分から家庭用油脂類3品の価格改定を行う。対象商品は「明治チューブでバター1/3」(90g/150g)、「明治チューブでバター1/3 ガーリック」(80g)の3品で、改定率は約4~5%。
世界的な需要拡大等の影響で多くの原材料価格が高止まり、原油価格高騰による物流コスト・包装材価格も上昇、エネルギーコスト等の諸経費も高止まりの状態が続いている。飼料価格の高騰等で生乳生産コストが上昇するなか、23年12月には全国の指定生乳生産者団体と乳製品向けの生乳取引価格を引き上げることで合意した。
明治はこうした要因から値上げに踏み切ったとしたうえで「今後もコスト上昇の吸収に向けた対策を継続しておこなうとともに、引き続き安全で高品質な商品をお客さまにお届けできるよう努めてまいります」とコメントしている。