一般社団法人日本イタリア料理協会(片岡護会長)は11月26日(火)、27日(水)の両日、東京・港区海岸の都立産業貿易センター浜松町館(4F・5F)でイタリア料理専門展「ACCI Gusto(アッチ・グスト)2024」を開催し、多くの来場者が見込まれている。
「イタリア料理」特化の専門展
イタリア料理に特化したアッチ・グストは、(一社)日本イタリア料理協会が主催し、イタリア大使館やイタリア大使館貿易促進部、在日イタリア商工会議所、日本ナポリピッツァ職人協会、日本パスタ協会など関係団体が後援。食品新聞社も協力しており、毎年、大きな賑わいをみせている。
今年で13回目を迎え、イタリア料理に欠かせない各種の食材やワイン、サービスが展示されるとともに、著名シェフによる調理デモンストレーションや、イタリア現地情報に精通した著名専門家による特別セミナーも開かれ、まさに「イタリア料理」に特化した専門展となっている。
特にイタリア料理シェフによる調理デモンストレーションでは、この展示会にしかないパフォーマンスを披露。本格イタリアンレストランからカジュアルなダイニングやカフェ、お酒主体のバーやワイン酒場まで幅広い情報を提供。そのためイタリア料理店や西洋料理レストランだけでなくイタリアンテイストを取り入れたい居酒屋やダイニング、ラーメンや寿司など様々な業態の関係者が来場する。
今年もイタリアらしい現地の味へのニーズが高まる中で、イタリア料理に欠かせないパスタをはじめオリーブオイル、チーズ、トマト加工品、生ハム、ワインなどが主役を務め、アンチョビやオリーブ、コーヒー、ジュース、果物、バルサミコ酢、ドルチェなど脇役も加わり、メニューにバラエティな彩りを添えている。食材にはドリンク、厨房機器、食器、カトラリー類なども一堂に展示される。
来場者として今年も協会会員のほか、イタリア料理店のシェフやイタリアンカフェ・バール関係者、西洋料理店関係者、ホテル・式場・会館関係者、外食チェーンなど多くのイタリア料理関係者などが見込まれている。
会場では第5回イタリア料理コンテスト「Premio ACCI(プレミオ アッチ)」の決勝大会も行われる。今回のテーマは「豆の可能性」。決勝進出者は石川雄輝シェフ(竹田城城下町ホテルEN)、上坂祐一郎シェフ(Restaurant DA CIRO)、木村忠敬シェフ(RISTORANTE ALVERO)、高佐侑矢シェフ(クリマ ディ トスカーナ)、丹部優シェフ(Sergio)、松花将李シェフ(JINBO MINAMI AOYAMA)の6人で、調理実演を通してグランプリを目指す。