全日本はちみつ協同組合(田中正道理事長、新井紀男事務局長)は10月30、31日、東京国際フォーラムで開かれた「技と食の祭典 組合まつり in TOKYO」(東京都中小企業団体中央会主催)にブース出展。
会場では組合企業が来場者にはちみつの試食を通じてその魅力を伝えたほか、各社が出品したはちみつ製品も販売。二日間で完売した。31日には、組合企業の藤井公高氏(ミツバチ産業)が、お笑い芸人・ダイノジ、ずぼら料理研究家のるみるさんとともに登壇し、はちみつを使った「デザートとまと」と「きなこ棒」のレシピの紹介と試食を行い、はちみつの魅力を紹介した。
はちみつは、天然由来の健康志向食品として人気の高い食品だが、市場に流通する約95%は輸入蜜に依存している。昨今の円安レートで末端での販売価格が上昇しているため、同組合では改めてはちみつの価値訴求に力を注いでいく方針だ。