海苔で健康推進委員会関東ブロックは10月12、13日の2日間、東京都新宿区の居酒屋「まうまう四ツ谷長崎歳時記」で第2回四ツ谷海苔まつりを開催した。焼き立ての磯辺焼き2000個超を無料で配布したほか、「ネオ磯辺」体験会など新たな企画を実施。昨年よりも強力に海苔のおいしさをアピールした。
同会場での開催は2年連続で、四ツ谷を選んだのは「海苔の偉人 近江屋甚兵衛」の生誕地である、との理由。開催の前週から同地域の飲食店で海苔を使った特別メニューを提供。昨年1450個を配布した磯辺焼きは2180個を配布した。
今年は初の試みとして、武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)とのコラボ企画として、同校の学生が考えた新しい磯辺巻き=「ネオ磯辺」の体験会を実施した。チーズを挟んで焼き上げたクロワッサンを海苔で包んだ「チーズ海苔ワッサン」や、「チーズアボカド磯辺」「海苔とチョコレートバー」といった斬新なメニューを学生たちがプレゼン。一部メニューは参加者が自ら作って試食した。
また海苔を学ぶクイズ大会や、海苔屋厳選の海苔が当たる海苔ガチャ、海苔の直売も実施。同じ日程で開催された「四ツ谷大好き祭り」にもブース出店し、海苔の食べ比べ企画や海苔ガチャ参加券の配布などで本会場へ誘導。昨年以上に充実した企画で海苔の魅力を伝えた。
磯辺焼きの餅は、昨年から引き続き全国餅工業協同組合が提供。ネオ磯辺用のチーズはチーズ普及協議会が提供した。