大阪府高槻市に本社を構える丸大食品は5月18日、同市のイオン高槻店で開催された高槻青年会議所主催の「マイ防災プロジェクト~Aresilient city~」に出展した。
主力ウインナー「燻製屋」などの加熱食肉製品は加熱しなくてもそのまま即食可能を伝えたところ、「そのまま食べられるとは知らなかった」という声が多数上がるなど、消費者が関心を示した。
ブースでは「ビストロ倶楽部」などのレトルトカレーや魚肉ソーセージなど常温保存が可能で、調理せずに食べられるローリングストック推奨商品を展示したほか、ローリングストックの知識を深めるクイズを出題したり、備蓄の重要性について啓発を図った。
特に、冷蔵(10℃以下)品の中でも、「加熱食肉製品」のウインナーやベーコン、ハンバーグは加熱しなくてもそのまま食べられる商品で、災害時には冷蔵庫の中のものから「先に消費を」と訴求した。その際に「ウインナーやベーコンがそのまま食べられるとは知らなかった」という声が多かったとのこと。
同社は、日頃から食品を少し多めに購入し、食べた分を補充しながら日常的に備蓄して災害に備える「ローリングストック」を推奨してHPなどで発信している。消費者の防災意識向上について「企業の社会的責任、地域社会への貢献を意識し、今後も情報発信に取り組んでいく」としている。