愛知県漬物協会は5月29日、名鉄グランドホテルで「令和6年度通常総会」を開催した。
曾我公彦会長は「協会70周年のイベントを盛会のうちに終えることができた。また、東海漬物の大羽恭史会長が旭日双光章を受章するなどうれしいニュースもあった」と話し、「漬物の価値を認めてくれる消費者を探し、アタックしていき、プライドを持って安心安全な商品を作っていく必要がある。71期も力を合わせて漬物文化を作っていきたい」とあいさつした。
総会の事業実績では、2月に行われた70周年記念事業などについて報告。寄付・チャリティー事業では、23年11月のあいち農林水産フェアでチャリティー販売を実施し、売上金を子どもが輝く未来基金に寄付。愛知県社会福祉協議会と連携し、会員から寄付された800点以上の漬物を県内の子ども食堂に提供した。
今年度の事業計画では、食に関する知識を高め普及する事業として、ウェブサイトや協会公式キャラクターの「アイチタルオ大王」を活用した情報発信を進める。また、子ども食堂への寄付をはじめ、災害時の備えとして漬物の供給確保などが提案され、可決された。