7.2 C
Tokyo
8.7 C
Osaka
2026 / 02 / 13 金曜日
ログイン
English
加工食品漬物東海漬物 彩園福岡を子会社化 効率化と品質向上進める

東海漬物 彩園福岡を子会社化 効率化と品質向上進める

 東海漬物は3月1日付で、中田食品の子会社・彩園福岡営業所の新設分割会社、彩園福岡の全株式を取得し完全子会社化することを発表した。滋賀県の彦根工場が最西だった生産拠点が九州でも新しく誕生し、東海漬物の浅漬け・キムチのエリアシェア拡大を目指す。

 1月28日に東海漬物本社で行われた合同記者発表では、大羽儀周社長をはじめ中田食品の中田吉昭社長らが出席。彩園福岡営業所は02年から浅漬けの製造とベンダーとして営業を続け、25年6月期の売上高は6億8500万円。近年の物価上昇やHACCP取得要求など様々なハードルが上がっていく中で、中田社長は「浅漬け・キムチ全般の製造管理技術の高い東海漬物の方が従業員のためにもなる」と譲り渡すことを提案。東海漬物側では、これまで九州エリアに供給拠点を持たず、グループの日高フレッシュを通じて彩園福岡で商品を提供してきたこともあり、この提案を受け入れた。

 3月1日に設立する新会社の新社長には東海漬物の戸田紳一郎専務取締役が就任する。彩園福岡の従業員33人の雇用を継続し、東海漬物から管理にあたる人材2人を派遣する予定で、新しい企業文化の浸透を進める。東海漬物が培ってきた浅漬け・キムチの製造ノウハウを導入しながら設備投資も行っていく考え。

 大羽社長は「彩園福岡の安定運営にはもう少し売上が必要で、まずは内部を改革し品質の向上とともに、生産能力の強化や効率的な生産に取り組んでいく」と話す。

 また、大丸福岡天神店に出店する「彩園大丸福岡天神店」は店名を変えずに東海漬物が運営に当たる。中田食品が供給してきた梅干などの製品は引き続き店舗で販売する。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。