バローHD フードドライブを拡大 グランパスくんも活動応援

バローホールディングスは5月24日、子どもたちの持続可能な社会づくりに取り組む一環として、フードドライブ活動の拡大を発表した。

8月までに名古屋市内の直営店舗のすべてにフードドライブポストを設置し、子ども食堂の支援を行う愛知子ども応援プロジェクトを通じて、子どもたちに食品を提供していく。

バローでは、岐阜県を中心に年30回以上にわたりフードドライブ活動を実施。プロスポーツクラブの名古屋グランパスやFC岐阜と連携し、試合の際にスタジアムで食品を受け入れ、子ども食堂に届けてきた。

今回は、多くの人が日常で使用するスーパーマーケットバロー、Vドラッグ、スポーツクラブアクトスにフードドライブポストを設置し、幅広い支援を呼び掛けていくとともに、食品ロスの削減につなげる。

バローホールディングス名古屋本部で開かれた設置イベントでは、バローグループ・中部薬品の安藤嘉久管理本部長、アクトスの岡本健事業本部本部長、愛知子ども応援プロジェクトの藤野直子代表、名古屋グランパスエイトの梅村郁仁部長らが出席。活動拡大を記念したテープカットが実施された。

藤野代表は「愛知県内に子どもを支援する250の団体があり、困窮する家庭は増えている。食品を届けることで子どもたちとつながり続けるツールになっている」と話す。

梅村部長は「日常生活で活動に参加し、知ってもらうきっかけになる。支援に協力していくことでグランパスが地域にあってよかったと思えるチームにしていきたい」と話した。

また、会場には名古屋グランパスの公式マスコット「グランパスくん」と、Vドラッグの公式マスコット「くすりん」が応援に駆け付け、フードドライブポストの実演も行われた。