15.3 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 11 / 18 火曜日
English
加工食品乾麺・乾物第23代ミス揖保乃糸を披露 兵庫県手延素麺協同組合「大神神社記念例祭」
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

第23代ミス揖保乃糸を披露 兵庫県手延素麺協同組合「大神神社記念例祭」

兵庫県手延素麺協同組合は10、11の2日間、兵庫県たつの市の大神神社(通称・素麺神社)で「平成の大改修20周年記念例祭」を開催した。そうめん発祥の地とも伝えられる三輪明神大神神社から分祀を受けて、明治32年に建立。平成16年に実施した大改修から今年で20年の節目を迎えることから、記念例祭を執り行った。

10日の宵宮には、県立龍野北高校総合デザイン科の学生が描いた絵馬を奉納。11日の本宮は、大神神社境内や揖保乃糸資料館「そうめんの里」にて神事やイベントを催し、生産組合員や職員、地元特約店・食品卸、製粉・機械メーカー関係者ら多数が参拝し賑わった。

例祭の様子
例祭の様子

本宮の記念例祭は、三輪明神大神神社の楽人・巫女を招いた神楽や代表者による玉串が奉納され、乾麺業界の発展と商売繁盛を祈願した。

そうめんの里のステージイベントでは、「ミス揖保乃糸引継ぎ式」が行われ、第23代ミス揖保乃糸に選ばれた4人に、第22代のミスからたすきが手渡された。

また、4人を代表して原田佳歩さんが抱負を語ると、スペシャルゲストとして登壇した、CMキャラクターを務める女優・八木莉可子さんが、「一緒に揖保乃糸の魅力や美味しさを伝えていきましょう」とエールを送った。

関係者を集めて行われた直会では、井上猛理事長があいさつ。「いろんな人が購入でき、美味しく食べられるものをと提供しているのが『揖保乃糸の上級品』。これからもしっかりと作り続け、より多くの人に食べてもらうことで、手延べそうめん業界、日本の伝統文化が成長する礎となって欲しいと願う。いろんなパターンで幅広い商品を提案しながら、品質の良さを徹底的に伝えられるような組織として頑張りたい」など話した。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点