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加工食品「クレイジーライム」復活 シリーズ既存品も容器と味を一新 日本緑茶センター
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「クレイジーライム」復活 シリーズ既存品も容器と味を一新 日本緑茶センター

「クレイジーソルト」を展開する日本緑茶センターは幻のフレーバー「クレイジーライム」を3月15日から全国で発売した。これに合わせ、シリーズ全体の容器と味を一新。「クレイジーライム」の復活、容器と味のリニューアルを通じ、「クレイジー」シリーズ全体の展開を強化する。

「クレイジーライム」は約10年前に販売を終了したフレーバー。ライムを使用するエスニック料理が一般的になってきたことを受け、味を改良。ライムの風味を強く感じられる商品に進化させ、復活させた。

コンセプトは「1本で料理の幅が広がる、ライム風味スパイス調味料」。生のライムを買わずに済むほか、アジアン・メキシカン料理が簡単に調理可能な点、日常料理にも幅広く活用できる点が特徴だ。

シリーズ全体のリニューアルでは、蓋を折蓋タイプに変更。片手で開閉できるようになったほか、閉まったかどうかが分かりやすくなったこと、粉が付着しにくくなったことがポイントだ。容器を透明なプラスチック製に変更。残量が分かりやすくなった。また、ハーブ、スパイスのバランスを見直し、風味を強化。より料理になじみやすくなったこともポイントだ。

同社は3月14日、東京・丸の内のABCクッキングスタジオ丸の内グラウンドで「クレイジーライム」の商品発表会・試食会を開催。北島大太朗社長、浦島寛子常務取締役・貿易責任者が登壇し、「クレイジーライム」の発売と「クレイジー」シリーズのリニューアルを発表した。

「クレイジー」シリーズのラインアップは8フレーバー。商品について紹介した浦島常務は「料理に合わせて使い分けをしていただきたい」としたうえで、「容器だけでなく味もさらにおいしくなった『クレイジー』シリーズをお楽しみいただきたい」と語った。

北島社長は同社の今後の展開について「ベルガモットという素材に取り組んでいきたい」と強調。主力の「ポンパドール」「クレイジーソルト」については、日本市場オリジナルの製品展開に取り組む考えを示した。さらに「自然環境に配慮した製品、健康を意識した製品、心も満たせる製品に力を入れていきたい」と語った。

日本緑茶センターは今回、ABCクッキングスタジオと「クレイジーライム」を使った特別レシピを共同開発。商品発表会・試食会ではABCクッキングスタジオの五十嵐久代講師が実際に調理しながら「クレイジーライムが香るパッタイ風焼きそば」「クレイジーライムのやみつき塩つくね」を紹介した。

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