ピックルスグループのOHは3月1日、埼玉県飯能市の「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」に「飯能ベーカリー POCO-POCO」をオープンした。発酵のテーマパーク内に設けたベーカリーで、厳選食材を使用した五感に響くパンを提供する。
同ベーカリーは「日常の食卓にささやかな贅沢と華やかさを」をコンセプトに、低温長時間発酵、自家製酵母や糀にこだわるほか、小麦粉も商品ごとに独自ブレンドを施し、四季が織りなす旬の食材を使用する。
看板商品は「ヨーグルト種のポコポコクリームパン」で、しっとりと口どけのよいブリオッシュ生地に御養卵を使用した自家製パティシエールをたっぷり包み込んだ。
2月24日に行われたプレオープンには、ピックルスホールディングスの影山直司社長も駆け付けた。影山社長は「職人が原料や材料にこだわった。食べると違いが分かる。うまくいけば、店舗が増えていく可能性はある」とコメントした。
OHの武井秀樹社長は「OHは発酵の施設として発酵食品を提供してきた。パンも発酵の技術を使った食品。グループでは漬物が本業だが、色々な事業を行う中で、こういう取り組みもあってよい。グループの柱事業の一つにしたいので、多店舗展開を考えたい」と抱負を述べた。
ピックルスグループは、漬物トップのピックルスコーポレーションを中心に、漬物・調味料のフードレーベル、外食業と小売業のOH、農産物の生産・加工と販売のピックルスファームなど様々な企業が事業を展開している。