チルド納豆への不満、フリーズドライで解消 ニチフリ食品「納豆ふりかけ」

ニチフリ食品(本社・静岡県静岡市、塩坂恵理子社長)は2月20日、新商品の「納豆ふりかけ~かつおだし風味~」(27g)を発売した。フリーズドライ(FD)のひきわり納豆でチルド納豆への不満を解消し、納豆好きな消費者の取り込みを図る。

同社によると、チルド納豆は「においや糸引きが苦手」「タレを入れて混ぜるのが面倒」といった不満を消費者に持たれているという。一方、FD納豆はにおいが少なく糸引きも控えめで、簡単に食べられるのが特徴。既存商品の売れ行きからふりかけフレーバーとしての納豆需要はあると判断し、開発を決定した。

納豆には粒タイプよりも栄養価が高いひきわりタイプを選択し、ふんだんに使用。かつお節エキスや昆布粉などで納豆のタレの風味まで再現した。FD納豆は、納豆菌が生産する酵素「ナットウキナーゼ」が失活しないため、「納豆菌が生きている」とパッケージに記載して健康訴求も強化している。

メーンターゲットは納豆好きな40~60代の女性で、標準小売価格は税別200円とした。ふりかけの価格帯別販売シェアが最も大きい150~200円のゾーンを狙う。

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