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2025 / 11 / 06 木曜日
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加工食品冷凍食品家飲みに「つくね」「チャーシュー」 「鶏つくね串」好調続く ケイエス冷凍食品
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

家飲みに「つくね」「チャーシュー」 「鶏つくね串」好調続く ケイエス冷凍食品

ケイエス冷凍食品は、24年春に家庭用は家飲み需要に応える「おつまみつくね串」やファミリー層をターゲットにした「中華菜皿 海老のチリソース」などを発売する。発表会の席上、栗山佳子執行役員商品本部本部長は「家庭用は『鶏つくね串』を中心に弁当市場でのプレゼンスアップを図るとともに、新商品による食卓市場への挑戦も継続する」と語った。

23年度の出荷概況について、栗山執行役員は主力品「国産鶏 鶏つくね串」が好調であることを紹介。弁当商材のロングセラーだが、「『鶏つくね串』のレギュラー品は本数換算で年間約1億本もの需要がある。昨年はコスト上昇を背景に2回の値上げを実施したが、店頭の配荷・回転とも順調だった。お弁当に不可欠なメニューとして長くご愛顧いただいており、その味わいは幅広い年代の方々に親しまれている。これからも様々な食シーンで召し上がっていただけるように取り組んでいく」と話した。

今春は家庭用で新商品2品、リニューアル2品、パッケージリニューアル2品を3月1日から発売。

食卓市場への継続挑戦として、コロナが5類に移行後も堅調な家飲み需要に着目、新商品で「おつまみつくね串」と「国産鶏チャーシュー」の2品を投入する。

「おつまみつくね串」は、30年培ってきたノウハウを生かし、軟骨入りで粗挽き黒胡椒味に仕上げた。1串につくねがレギュラーより1個多い3個とした。3本入り(112g)。「国産鶏チャーシュー」は、国産鶏肉と青森県産のおろしにんにくを使用、食べ応えある一品が楽しめる。100g。

「国産鶏 鶏つくね串(照焼)」(ケイエス冷凍食品)
「国産鶏 鶏つくね串(照焼)」(ケイエス冷凍食品)

「中華菜皿 海老のチリソース」は、ファミリー層をターゲットにリニューアル、過去人気のあった量目(160g)に戻して再投入する。薄衣にすることで海老のプリプリした食感を楽しめる。今春からパッケージに発売40周年ロゴを入れて展開する。

弁当品の「たけのこ入り塩メンチ」は、和風の味付けが大人向けで好まれている。このほどたけのこ水煮を40%増量し、シャキシャキ食感が大幅にアップした。5個(100g)。

一方、主力の「国産鶏 鶏つくね串(照焼)」と人気商品「おべんとうごまだんご」を対象に、3~5月に「新生活!春のお弁当応援キャンペーン」を実施する。クローズド形式で購入商品のレシートで応募すると500人に2千円が当たる。

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