7.9 C
Tokyo
6.3 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
製粉パン米粉パンコンテストin山形 県内米粉パン店がグランプリ

米粉パンコンテストin山形 県内米粉パン店がグランプリ

山形県が主催した「第1回おいしい米粉パンコンテストinやまがた」の最終審査が1月24日、山形市内で行われ、山形県東根市の米粉パン店あおいそらの「くるみレーズンパン」がグランプリに輝いた。くるみレーズンパンは米粉割合が82%。ほどよい甘さの生地にくるみとレーズンを練り込み、食べやすいサイズにした。

準グランプリには、東京都品川区の東京マリオットホテル:ペストリー&ベーカリー GGCo.の「もちカリッ塩パン」と岐阜県恵那市のパン工房ボネロの「米粉パンスイス〜ラフランスとずんだ」が選ばれた。

同コンテストは「毎日食べたくなる米粉パン」をテーマに全国から自慢の米粉パンを募集。15都道府県から84品の応募があった。服部幸應審査委員長(服部学園理事長)をはじめとした5人の審査員と30人の一般審査員が、一次審査を通過した21品から最終審査でグランプリ、準グランプリ、優秀賞、マイ米粉パン賞を決定した。表彰式は2月17日に山形県観光物産会館で開かれる。 

服部審査委員長は「グランプリの『くるみレーズンパン』はもちっとした食感、くるみの風味がおいしく、今回のテーマに特に合致していた」と講評。さらに「米粉パンの技術が向上しているのを感じる。今後はぜひ、米粉100%、グルテンフリーに取り組む事業者が増えてほしい。米粉の可能性と将来性を感じた。これを機に米粉パンの普及を願う」と感想を語った。

一方、消費者から選ばれた一般審査員からは「いろいろな米粉パンを食べることができて勉強になった。今後の米粉パン開発の参考にしたい」(高校生)や、「このコンテストのように一般人がかかわれるような催しをしてくれると米粉が身近に感じられる」(アンケートより)といった声が寄せられた。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。