ライフとケイパック 刺身とつまを一緒に 甘酢使ってサラダ食感

ライフコーポレーションは、首都圏の鮮魚売場でケイパック製の「甘酢」をインパックした「つまと食べると美味しいシリーズ」を限定販売した。同シリーズは大根の“つま”の上にぶり、あじ、いかみみの刺身を盛り付けた商品で、ケイパック製の小袋「甘酢」(18g)をかけて食べる。サラダ感覚で食べられ、後からかけるので先に酢で締めて食べるのと違い、刺身の食感を失うことなく楽しめる。単品のあじ、いかみみ、ぶりのほか盛合せも用意した。

刺身のつまは捨てられることが多かったが、刺身とともにおいしく食べられることで食品ロスの削減にもつながる。ライフコーポレーション首都圏水産部チーフバイヤーの植松洋平さんは「魚は自社センターで加工。ケイパックと共同で相性のよさそうな魚種を選んだ。つまも加須のプロセスセンターで加工し、水分量などを考え、シャキシャキ感を出すことを徹底している。そのため刺身の食感の中に違う食感を加えることができた。さわやかで魚の臭みも消えるのでお子さんから健康志向の女性まで多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。

同シリーズの販売は水産庁が推進する「さかなの日」の取り組みの一環。ケイパックとの取り組みは今後も継続する考え。