9 C
Tokyo
8.1 C
Osaka
2025 / 12 / 31 水曜日
ログイン
English
加工食品油脂J-オイルミルズ 賞味期限を年月表記へ 家庭用食用油製品

J-オイルミルズ 賞味期限を年月表記へ 家庭用食用油製品

J-オイルミルズは、24年4月から家庭用食用油の賞味期限表示を「年月」表示に切り替える。フードロスの削減や物流段階での労働負荷軽減につなげる。

年月表示の対象製品は家庭用食用油製品(一部製品を除く)で、4月から順次切り替えを進める。従来の年月日表記から年月表記に切り替えることで、流通段階において日単位から月単位の在庫管理となり、保管・配送・入出荷時の業務効率化や、廃棄ロスの削減にもつながる。品質上の問題がないことを確認し、年月表記への切り替えを決めた。

物流の2024年問題を目前にひかえ、流通段階の負荷発生の要因となっている納入期限ルールの統一や年月日表記の見直し、賞味期限延長が求められている。年月表記の導入は、先入れ先出しが求められる流通段階や店頭での負荷軽減効果が大きいとされている。

同社では「食品サプライチェーン全体での環境負荷・労働負荷低減の取り組みを通じ、企業理念である『おいしさ×健康×低負荷』で持続可能な社会の実現に貢献する」としている。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。