9.8 C
Tokyo
12 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム「明治ブルガリアヨーグルト」50周年で松田社長が“進化”宣言 新たな売場づくりにも注力

「明治ブルガリアヨーグルト」50周年で松田社長が“進化”宣言 新たな売場づくりにも注力

明治はこのほど、「明治ブルガリアヨーグルト」50周年記念発表会を実施した。松田克也社長は「正統こそが、未来をつくる。」の新ブランドビジョンを宣言。今後は売場にサイネージや人感音声POPを設置するデジタル施策ほか、ブルガリア本場の手作りの味わいを再現した新商品を来春予定するなど、次の50年に向け王道ブランドのさらなる進化を目指す。

松田社長は新ビジョンについて「50年前にヨーグルトの本場ブルガリア共和国からその名を冠することを許され50年の歴史を築いてきた。未来に向け、さらに進化を続けていく強い想いを込めた」と説明。近年ライフスタイルや家族構成、働き方の多様化で食卓の在り方も変化するなかでも「食を通じた人と人とのつながりが変わることはない。笑顔がつながる幸せや、大切な人の健やかな毎日を願う想いを守り続けたい。それがヨーグルトの正統である明治ブルガリアヨーグルトが果たすべき使命だ」と力を込めた。

最新テクノロジーを活用した売場づくりも注力する。サイネージや人感音声POPなど、視覚や聴覚を刺激する販促物を入口やヨーグルト売場に設置し、楽しい買い物時間を提供する。

来春には新商品も投入予定。本場ブルガリアの家庭で手作りされるような濃厚さと、ブルガリアらしい爽やかな後味が特長としている。

ヨーグルトを通じた健康・環境課題も強化する。12月4日から一般社団法人UDCKタウンマネジメントと共同し「柏の葉スマートシティ×明治『ヨーグルトで街にミライをプロジェクト』」を開始。「お口から体調管理教室」「ウォーキングルト」などのプログラムで、体調管理に役立つ適切な口腔ケアやウォーキング、栄養補給を指導する。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。