明治はこのほど、「明治ブルガリアヨーグルト」50周年記念発表会を実施した。松田克也社長は「正統こそが、未来をつくる。」の新ブランドビジョンを宣言。今後は売場にサイネージや人感音声POPを設置するデジタル施策ほか、ブルガリア本場の手作りの味わいを再現した新商品を来春予定するなど、次の50年に向け王道ブランドのさらなる進化を目指す。
松田社長は新ビジョンについて「50年前にヨーグルトの本場ブルガリア共和国からその名を冠することを許され50年の歴史を築いてきた。未来に向け、さらに進化を続けていく強い想いを込めた」と説明。近年ライフスタイルや家族構成、働き方の多様化で食卓の在り方も変化するなかでも「食を通じた人と人とのつながりが変わることはない。笑顔がつながる幸せや、大切な人の健やかな毎日を願う想いを守り続けたい。それがヨーグルトの正統である明治ブルガリアヨーグルトが果たすべき使命だ」と力を込めた。
最新テクノロジーを活用した売場づくりも注力する。サイネージや人感音声POPなど、視覚や聴覚を刺激する販促物を入口やヨーグルト売場に設置し、楽しい買い物時間を提供する。
来春には新商品も投入予定。本場ブルガリアの家庭で手作りされるような濃厚さと、ブルガリアらしい爽やかな後味が特長としている。
ヨーグルトを通じた健康・環境課題も強化する。12月4日から一般社団法人UDCKタウンマネジメントと共同し「柏の葉スマートシティ×明治『ヨーグルトで街にミライをプロジェクト』」を開始。「お口から体調管理教室」「ウォーキングルト」などのプログラムで、体調管理に役立つ適切な口腔ケアやウォーキング、栄養補給を指導する。