今年もブラックフライデーが各所で催され、大いに盛り上がったようだ。アメリカでは11月の第4木曜日に感謝祭(Thanksgiving Day)という祝日があり、その翌日の金曜日に合わせてセールが企画されたのが始まり。10月のハロウィンと12月のクリスマスや年末の大型イベントに挟まれ、赤字となっていた小売店が一気に黒字化したことでその名がついた。
▼日本でも近年は百貨店、スーパー、ネット通販などいたるところで企画が見られ、多くの消費者が目と足を止めたであろう。とあるお店で話を聞くと、年々売上を伸ばしているイベントで今年の目標額は順調に達成。家具、家電などの大物に加え、ブランド食材などの高級食材も好調だったそうだ。
▼ただ、消費二極化が進んでいるとみられ、お買い得な商品も多数購入されており生活防衛意識は依然として高いと推測している。
▼今年のクリスマスは24日が日曜日となるため、23・24日に集中し来店客が期待できるため、早めの売場づくりを計画している。年末年始も大勢の帰省が見込まれ、久しぶりの明るいクリスマスと年末に期待が膨らんでいる。