岩塚製菓は11月17日、2009年9月に発売した「田舎のおかき」シリーズが23年8月に累計出荷数量2億5000万袋を達成したことを明らかにした。
これを記念して「田舎のおかき」「同 塩味」「同 ざらめ味」「同 青のり味」4品の限定パッケージを12月上旬から順次発売していく。
限定パッケージは中央に“累計出荷250,000,000袋突破”と記した赤い帯をあしらっている。
「田舎のおかき」シリーズは、独自製法でじっくり焼き上げたおかき。
「外はかりっと、中はほろほろとした2つの食感が楽しめる」(岩塚製菓)のが特徴。原材料は、国産の丸粒もち米を100%使用。焼成では高周波窯という特殊な釜を使用し「中身のぎっしり詰まったほろほろ食感を実現している」。
生地の表面にひびを入れ、味を染みやする工夫も施されている。
同シリーズの出荷は年々増加し、同社商品ブランドの中では売上No.1となる。
2020年には「田舎のおかき」を主とする「もち生地の仕込み」の生産強化を目的とした「BEIKALab(ベイカラボ)」を建設。今年11月には「田舎のおかき」の焼成・味つけ設備を増強した。
今後も「お米となかよしな企業として“何世代にも続く愛される商品づくり”を目指していく」という。