バーチャルで蔵元体験 国分グループ本社「ROJI日本橋オンライン」

バーチャル蔵元ワールド内部(イメージ)
バーチャル蔵元ワールド内部(イメージ)

国分グループ本社はEC店舗「ROJI日本橋ONLINE STORE」にて、バーチャル空間で蔵元探訪ができる蔵元ワールドを公開した。オンラインとオフラインの相互活用に加え、バーチャル技術を融合することで、より一層の優れたコンテンツ提供を目指すとともに、食品業界におけるメタバース活用の可能性を検証する。

3D制作・管理クラウドサービスを展開するbestat社(松田尚子代表)と連携し、「ROJI日本橋オンラインストア」内にバーチャル空間の蔵元ワールドを設置。VRChatのプラットフォーム上に「嘉泉」で知られる田村酒造場(東京都福生市)をもとにした蔵元ワールドを公開し、ユーザーはアバターで蔵元を訪問し、バーチャル空間で蔵元の歴史や文化や酒造りのこだわりに触れることができる。

蔵元ワールドでは、日本酒ファンコミュニティを作り、ユーザーと蔵元の双方向コミュニケーションを図るとともに、オンラインストアへの送客やECサイトでの物販促進につなげる。

11月20日からバーチャルでの蔵元ワールドを公開。来場特典として「嘉泉」のロゴ入り3Dアイテム木升を、アンケート回答特典としてロゴ入り3Dアイテムの「前掛け」をプレゼント。12月中旬には「人気VTuberと巡るバーチャル蔵元探訪ツアー」も予定している。