江崎グリコが「適正糖質」の認知拡大を目的に開発した大阪名物料理の「肉吸い」「とんぺい焼き」の二つの定食が、市民も利用できる大阪府庁の食堂で11月10~24日(土日祝除く)の期間限定で提供されている。11月14日の世界糖尿病デーに合わせた取り組みで、同社と大阪府が締結している包括連携協定の一環で実施した。
健康寿命において、大阪府は男女いずれも全国平均を1歳弱下回り、男性全国41位、女性40位と下位に低迷しているのが実情で、同府は様々な健康づくり活動を提唱している。その一つが「V.O.S.」で、V(ベジタブル)は野菜120g以上、O(オイル)は脂肪エネルギー比率30%以下、S(ソルト)は食塩相当量3g以下のヘルシーメニューを推奨している。
また、適正糖質とは、毎食の糖質を20~40g以内に抑え、間食10gを加えて、1日の糖質量を70~130g以内にする考え方で、今回の2メニューはいずれも適正糖質で提供されている。
今回提供されるメニューは「適正糖質×V.O.S.コラボ定食」。「肉吸い定食」は、糖質は39gで野菜は120gで「V」を達成。「とんぺい焼き」は糖質38.1gで、野菜は170g、Sは2.5gと「V」と「S」を達成している。
肉吸い定食は肉吸い、野菜蒸し、焼きサバ、おにぎりが付き、いずれも糖質は少なくてもボリュームは十分あり、さらに、同定食にそれぞれ同社の適正糖質シリーズ「SUNAO」のバニラアイスクリーム(糖質10g以下)が付き、価格はいずれも税込900円。