朝食や野菜摂取を支援へ 味の素が大阪府と協定

味の素は8日、大阪府と「府民の健康づくり等の推進に係る事業連携協定」を締結。大阪支社の小笠原卓也支社長が府庁を訪れ、西野誠健康医療部長と協定書を交わした。

同社が推進する「ラブベジ」「朝食ラブ(あさくらぶ)」などの企画を通じ、朝食欠食の改善や野菜摂取、適塩に取り組む大阪府の活動を支援する。11月の1か月間は、府と提携するドラッグストア、キリン堂の府内119店舗で3者が共同で作成した朝食メニューブック「ちゃちゃっと&おいしい朝ごはん」を配布する。

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小笠原支社長は今回の連携協定について、次の通り述べた。

府民の健康増進に、より積極的に貢献しようと協定の締結にいたった。多くの小売業で健康に関する提案を行うとともに、事業所給食などを通し自然な形で健康につながる環境づくりを進めていく。

また、ドラッグストアでは説明型の商品も多く扱っていただいているので、管理栄養士による栄養相談サービスなどを活用し、提案していきたい。