日本橋三越本店 歳暮商戦が本格スタート 冷食・自宅向け拡充

日本橋三越本店は11月1日、お歳暮ギフトセンターを開設した。東京地区百貨店のお歳暮商戦が本格的にスタートする。

同店の丸井良太店長は開設初日の決起セレモニーで「チーム一丸となって取り組む」と決意を表明。法被や着物を着た社員たち約50人が商戦開始を前に気勢を上げた。

今年の目玉は、夏ギフトに引き続き三越創業350周年企画。冷凍便の「三越伊勢丹オリジナル大人のお子さまランチセット」は、1930年に三越の食堂で誕生した「御子様洋食」にちなみ、松阪牛もも肉を100%使用した焼ハンバーグなど贅沢な品々に、当時と同じく三越マークの旗がついてくる。

三越伊勢丹オリジナル大人のお子さまランチセット(1人前×2セット・税込1万800円) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
三越伊勢丹オリジナル大人のお子さまランチセット(1人前×2セット・税込1万800円)

見本コーナーには1千600点を展示する。ギフト全体で冷凍食品の品揃えを強化したほか、ニーズの高まる自宅限定便も拡充した。

東京地区の百貨店は10月にECでの受注を開始している。ギフトセンターは東武百貨店池袋店が10月26日に開設したほか、各社11月中旬までのオープンを予定。12月下旬頃まで商戦は続く。