3.7 C
Tokyo
1.2 C
Osaka
2026 / 02 / 09 月曜日
ログイン
English
トップニュースカゴメ 資生堂と業務提携 「健康美と野菜」で共同研究 美容関心層に野菜価値を発信

カゴメ 資生堂と業務提携 「健康美と野菜」で共同研究 美容関心層に野菜価値を発信

カゴメは、資生堂と業務提携し、資生堂が来年2月に健康美を実現するインナービューティブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS (資生堂 ビューティー ウエルネス)」(以下、SBW)を立ちあげるにあたり、資生堂の健康美と野菜との関係性に関する共同研究及び商品の共同開発を行うと発表した。

また、資生堂はツムラとも戦略提携を締結し、東洋思想の五臓と先進皮膚美容科学の融合による健康美に関する共同研究及び商品開発に取組む。共同開発した商品は、来年2月に資生堂の流通網で国内発売され、2025年以降には中国をはじめとするアジア地域での展開も計画している。なお今後も各分野のプロフェッショナルであるパートナー企業とも美の実現に向けた新しいソリューションを創出して行く。

「“健康美“は肌、身体、心の調和が取れている状態」と捉えている資生堂の藤原憲太郎社長(資生堂ジャパン会長)。これを実現するために、野菜・果実のおいしさや健康価値を活かした飲料と食品等の研究開発に強みをもつカゴメと、生薬と心身のつながりに強みをもつツムラとの協業により新しいソリューションを創出する考えだ。

インナービューティー事業の本格展開に踏み切る資生堂は、日本市場のターゲット層(肌・身体・心は繋がっていると認識している層)は2千800万人と認識しており、ビューティー×ウエルネスによる新領域は、現状の「ビューティー(美容サプリメント)約千億円」の数倍規模と想定しているようだ。

20日に開催した共同発表の中でカゴメの山口聡社長は、経営ビジョンである「トマトの会社から、野菜の会社」を目指す中で、「野菜の会社にスピード感をもって進化するには、既存事業の強化だけではなく、食、健康、農業といったリソースを活かせる分野において、積極的にオープンイノベーションを進めなければならない。資生堂が目指す美の力を通じて、幸福を実感できるサステナブル社会に、当社の強みである野菜や果物の研究開発力で貢献できることは誇らしいことだ」と語った。

さらに今回の提携により、「①健康美と野菜の関係性に関する共同研究と共同開発により、新しい野菜の可能性を明らかにする。②資生堂のブランド力、マーケティング力など強力なリソースを通じて、単独ではアプローチが難しい、美容と健康に関心が高いお客様に対して野菜の価値を伝え、この協業だけでなく既存事業の成長にもつなげる。③インナービューティー事業の可能性を検証する」などの考えを示した。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。