伊藤忠食品は、全国の商業高校生がプロデュースする「食」の商品コンテスト「第10回商業高校フードグランプリ」本選を11月11日に千葉県・南船橋の三井ショッピングパークららぽーとTOKYO―BAY北館1階中央広場でリアル開催する。
「商業高校フードグランプリ」は、商業高校生が地域の特産品を用いてメーカーと共同開発した食品を全国から募集し、開発商品のナンバーワンを決める大会。エントリーを通じて、高校生が継続的に流通・販売可能な商品の条件や課題を学ぶことに加え、高校生のフレッシュな発想・アイデアで開発された商品による売場の活性化を目的に2013年から開催している。また、全国の地域食材を使用することで地方創生・地域食文化の活性化も目指している。
コロナ禍で21年度、22年度はオンライン開催となったが、10回目となる今年は4年ぶりにリアル形式で開催する。
「商業高校フードグランプリ」の見どころは、高校生の思いが溢れるプレゼンテーション。本選では、予選を通過した出場校が「持続可能な社会に向けた加工食品の開発」をテーマに開発商品のプレゼンテーションを実施する。リアル開催となる今回は高校生の熱意や緊張感がダイレクトに感じられ、食のプロである審査員も認める高校生のアイデア、姿勢が伝わるプレゼンテーションをはじめ、本選大会の模様が注目されている。
主催者の伊藤忠食品では、未来を担う高校生への教育を継続的に支援するとともに、地域活性化につながる商品の販売を推進する。従来型のCSR活動にとどまらず、「食に関わる若い人材の育成」と「地域食文化の継承」という、食品業界の活性化にも寄与する共有価値の創造を目指している。