9.5 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2026 / 02 / 16 月曜日
ログイン
English
その他食品値上げ続く 生活者に節約疲れも インテージ調べ

食品値上げ続く 生活者に節約疲れも インテージ調べ

マーケティングリサーチ会社のインテージが食品・日用雑貨などを対象に店頭販売価格の値上げについて調査したところ、値上げは高止まり傾向にあるが、特売品やクーポンの利用割合は横ばいから微減となり、一部生活者に節約疲れの動きが見られることが分かった。

調査は、同社が全国約6千店舗より収集している販売データ、SRI+(全国小売店パネル調査)をもとに実施。23年6月と20年平均を比較すると、「キャノーラ油」が185%、「サラダ油」が151%と高止まりしているほか、「マヨネーズ」が約1.5倍、チーズ、砂糖、醬油なども1.2倍を超えてきた。大手メーカーの値上げを背景に、袋ラーメンが118%、カップラーメンが114%と上昇してきたことも特徴的。

一方、生活者への意識調査では一部に節約疲れの傾向が見られる。昨年までは節約のために「特売品を購入」や「クーポンを利用」などの割合が上昇傾向にあったが、今回の調査では横ばいから減少に転じた。同様に「外食の利用回数を減らす」も低下。「プライベートブランドを購入」や「まとめ買い」は若干増えたものの、全体的には節約志向がやや弱まり、購買行動に変化が見られた。

ただし、生活者が食品を購入する業態として、割安感のあるドラッグストアが存在感を高めている。特に値上げが本格化した22年以降の伸び率が大きい。直近6月とコロナ禍前(19年の月平均)の販売金額を比較すると、スーパーマーケットの104%に対し、ドラッグストアは132%となった。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。