トモシアHDが中計 27年度1兆円、利益1.6倍に

5日に神戸市で開かれた旭食品の展示会「フーデム2023」でトモシアHDの役員が会見を行い、前期の概要と中期計画について述べた。

22年度の実績は売上高が前年比104.5%の7千755億円、経常利益が157.7%の67億円。荒木章社長は「行動制限緩和に伴う外食・観光事業の回復、商品値上げ、コロナ禍の中で推進した業務改善の効果。これらが重なり事業会社3社とも増収増益となった」と報告。

今期は売上高8千億円、経常利益78億円を計画する。ドラッグストアやDSに対応する営業第三部、経営戦略と情報物流を連動させた経営戦略本部を新設するなど、「事業会社3社を戦略的にリードするための組織変更」(荒木社長)を実施。

さらに事業会社との一体化、世代交代を進める狙いで、各社代表の管掌設定と本部長人事の異動を行った。

旭食品の竹内孝久社長が経営管理・企画、カナカンの谷口英樹社長がIT・DX、丸大堀内の堀内剛博社長が人事をそれぞれ管掌する。また、営業本部長に旭食品の竹内紘之副社長、同副本部長にカナカンの野村直紀専務、商品本部長に旭食品の久郷正人商品統括本部長、経営戦略本部長に旭食品の竹内慎副社長が就任した。

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