今年2月21日に89歳で逝去したオタフクソース・佐々木照雄相談役のお別れの会が6月30日、ヒルトン広島(広島市中区)で開かれ、業界関係者や社員など訪れた約1千人が故人を偲んだ。
佐々木氏は1933年、創業者である清一氏の五男として誕生。幼い頃から家業を手伝い、53年に前身のお多福造酢に入社。56年工場長、94年にオタフクソース4代目社長に就任した。副会長を経て09年から相談役。
入社前から、後に看板商品となる「お好みソース」の開発に従事。その後も一貫して生産畑を歩み、「らっきょう酢」など数多くの商品を生んだ。