明治初、食べられない新ブランド「CACAO STYLE」発表

明治は6月28日、衣・住をカカオのアップサイクルでプロデュースする、明治史上初の食べられない新ブランド「CACAO STYLE」を発表した。同社は「ひらけ、カカオ。」をテーマに、カカオを通じたサステナブルな取り組みを推進しており、その一環として異業種の外部パートナーと共創し、衣・住をカカオに包まれた循環型の生活を提案する。

6月30日~7月2日には、六本木ヒルズ内「ヒルズカフェ/スペース」にてカカオの部屋を体験できるほか、2月に数量限定発売したカカオ素材食品「カカフル」や「カカウェル」シリーズを提供。

「CACAO STYLE」アップサイクル商品  - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「CACAO STYLE」アップサイクル商品

新ブランドの発表会で松田克也代表取締役社長は、「チョコレート原料で使われるのは、カカオの約10%。カカオのすべてを使うことを目指し、製造過程で残るカカオハスクの可能性を広げたい」と語った。また、松田社長は「カカオハスクは国内だけでも約5千t発生し有効活用されていない。カカオハスクを活用するソリューション開発は世界的にみても大きなビジネスチャンスにつながるだろう」と意欲を示した。

さらに、発表会で「CACAO STYLE」ブランドの商品もお披露目され、カカオハスクをアップサイクルして作った商品の数々が紹介された。

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