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ファミリーマートが「ファミマカフェ」10周年を機に新発売したスペシャルティコーヒー「アイスモカブレンド」の3つの特徴とは?

 ファミリーマートは6月27日、「FAMIMA CAFÉ(以下、ファミマカフェ)」の10周年を記念して、エチオピア産の最高等級モカ豆を使用したスペシャルティコーヒー「アイスモカブレンド」(税込み160円)を新発売した。

 「アイスモカブレンド」の特徴は主に3つ。

 1つ目は、ブレンド豆全てに最高グレードのコーヒー豆を使った点。エチオピアコーヒー豆の中でも生産量が1%に満たないイルガチェフ産の最高等級モカ豆をはじめ、グァテマラ産とブラジル産のコーヒー豆も最高等級豆を使用した。

 2つ目は、高温・短時間で熱を加える独自の「香る焙煎」を採用した点。コーヒー豆内部の細胞を一気に崩壊することで、より多くの香り成分を抽出する。

 3つ目は、ゆっくりと凍らせた「溶けにくい氷」を使用した点。これによりコーヒーが薄まりにくく、香りの余韻を長く感じることができるようにした。

 「アイスモカブレンド」は、従来の「アイスコーヒー」に比べて、フルーティーな酸味としっかりとしたコクが特徴。開発時の調査でも香りやスッキリとした余韻が好評だったという。

 「ファミマカフェ」は発売累計31億杯を突破し、「志新たに進化し続け、さらなる商品力強化に取り組む」など方針を掲げる。

 19年に高級ラインとして初めて「モカブレンド」を発売し、20年以降はバリスタの粕谷哲氏と共同開発を開始。22年にはアジア最大のスペシャルティコーヒーの祭典「SCAJ」に大手コンビニとして初出展し好評を得たほか、同年11月には「香る焙煎」技術を採用し、よりモカの風味を強く感じるよう刷新した。

商品本部FF・スイーツ部カフェ・スチーマーグループの鍵浦信マネージャー
商品本部FF・スイーツ部カフェ・スチーマーグループの鍵浦信マネージャー

 商品本部FF・スイーツ部カフェ・スチーマーグループの鍵浦信マネージャーは、アイス商品の開発経緯について「これまでアイスにするとモカの最大の特長である香りがどうしても負けてしまっていた。昨年11月に研究した『香る焙煎』を採用し焙煎段階で一気に香りを出せるようになった」と説明する。

 年間販売目標は、ホットの「モカブレンド」を含めてコーヒー売上全体の2割程を目指す。
 発売に合わせて7月10日まで「スマートニュース」アプリと連動し最大5杯の無料クーポンを配布しているほか、パン・焼き菓子・和菓子のどれでも1品購入すると「アイスモカブレンド」もしくは「モカブレンド」が30円引きになるレシートクーポンを配布している。

【写真】「ファミマカフェ」10周年を記念して新発売したスペシャルティコーヒー「アイスモカブレンド」
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