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逆光線(コラム)不倫報道は必要か

不倫報道は必要か

食品新聞を含め業界紙の記事で散見される最初の一文が「発表会を開催した」で終わる記事。新聞は伝えたい一番大事なことを第一段落に書き、それ以降は大切な順に書いていく逆三角形型の構成をとる。この法則を冒頭の記事に当てはめると、発表内容は二の次で「発表会を開催した」ことが重要ということになるがそんなことはなく、的が絞れていないことが多い。

▼商品発表会に有名人がゲストに招かれたとき、業界紙記者は商品に、スポーツ紙記者や芸能記者は有名人にそれぞれフォーカスし取材を進める。

▼発表会は情報収集の一手段。であるからこそ質疑応答では発表内容とは全く関係のない問いが発せされることがある。これに対し主催者は「なお質問は今回の発表内容に限らせていただきます」と事前に釘を刺すことがあり、的を絞るからこその攻防となる。

▼的そのものの選定も問われる。果たして有名人の不倫報道は必要なのだろうか。不倫は民事上で責任を追及されうるが、犯罪ではない。当人の家族、なにより子どもがかわいそうだ。逆風に負けないでほしい。

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