12.7 C
Tokyo
13.4 C
Osaka
2025 / 12 / 17 水曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)生き残りに必要なもの

生き残りに必要なもの

時代の変遷を経てSMやDgS、通信販売など販売側の業態同士の垣根がなくなり、直接競合が当たり前の世の中になった。競合が増えてくれば必然的に各社の売上は減少傾向に陥ることになる。

▼経費節減策に頭を悩ませるあまり、人員整理という手段に踏み切らざるを得ない小売業態が増えている。近年は電気代などの固定費削減では限界があるため、ドラスティックな人員削減に着手する企業もみられる。

▼こういった傾向は商品の製造や売場の管理、顧客対応などで悪影響を及ぼす。人員が少なくなる分、品切れが発生するなど整理整頓が行き届かない売場となってしまい、顧客満足度は一気に低下する。結果、来客頻度が下がり売上はさらに下降する悪循環を繰り返すようになる。

▼重要なのは削るばかりではなく価格や商品量、品質の改善などの見た目の変化にある。問題なのはそれが何でありそれをどう実現すべきかだ。売り手側の事情を組み入れつつ、地域性や販売戦略、顧客の固定化など独自の差別化策をみつけて、実践できる企業こそが生き残っていけるのだろう。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。