7.3 C
Tokyo
6.4 C
Osaka
2025 / 12 / 06 土曜日
ログイン
English
加工食品乾麺・乾物小豆島で6月に「全国そうめんサミット」 初の鑑評会も開催へ

小豆島で6月に「全国そうめんサミット」 初の鑑評会も開催へ

6月3、4の両日、香川県の小豆島で「第3回全国そうめんサミット」が開かれる(実行委員会:小豆島手延素麺協同組合、小豆島町、土庄町)。兵庫県の播州、奈良県の三輪に続く3回目で5年ぶりの開催。

今回は1日目を「そうめんを学ぶ日」、2日目を「そうめんと遊ぶ日」とし、業界関係者から一般消費者まで誰もが参加できる。

1日目には、初めての試みとなる「全国そうめん鑑評会」が行われる。公募で集まった16点のそうめんを、審査員を務める有名店のシェフや大学教授などが食べ比べる。「単に優劣を競うのではなく、麺の味や香り、原材料の違いをどう感じるかなど意見を交わす場にしたい」と主催者。一般を対象にした「誰でもそうめん鑑評会」も行われる。

サミット本会では鑑評会の表彰式に続き、そうめんの未来を語る討論会を開催。販売ブースも設けられ、鑑評会に出品されたすべてのそうめんを購入することができる。

2日目は芝生の上での流しそうめん、香川県出身の落語家による「そうめん落語」などが催されるほか、島内外から集まったキッチンカーも並ぶ。

小豆島手延素麺協同組合の伊藤雄二代表理事は「初めての試みである鑑評会などを通し、消費者の皆さんにプラスとなる情報を発信することが大事。今回のサミットを、そうめんが価値のあるものだという認識につながるきっかけにしたい」と話している。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。