「トマトの樹」から収穫体験 「植育」通して「食育」経験 カゴメ

カゴメは全国のイオンモールで食育体験イベント「不思議の畑とトマトの樹」を開催したが、埼玉会場であるイオンレイクタウンKaze光の広場で行われたイベントでも家族連れなど多くの来場者で賑わった。

「野菜を育て、収穫し、収穫した野菜を料理する」といった一連の活動を「植育(しょくいく)」とし、「植育から始まる食育」をコンセプトに、昨年から「不思議の畑プロジェクト」を始動した。今年で2回目。

世界中で読まれているルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の物語をモチーフにオリジナルストーリー「不思議の畑のアリス」を制作。会場では「不思議の畑のアリス」のキャラクターと一緒に不思議の畑を冒険しながらクイズラリーなどを楽しみ、様々なコンテンツを体験することで、畑と暮らしのつながりや野菜の知識を学んだ。

最も人気だったのは高さ2.3mを超える巨大「トマトの樹」によるミニトマトの収穫体験。1千個以上の実がなる「トマトの樹」からミニトマトを収穫するもので、カゴメ家庭園芸品種の「こあまちゃん」「千果」を「トマトの樹」から収穫。「トマトの樹」の周りでは野菜をより身近に感じてもらうため、野菜が育つ不思議の畑の世界を冒険できるARコンテンツを楽しんだ。

会場内の隠れたマーカーをスマートフォンで読み取ると、AR空間に野菜が育つ畑の世界が登場し、オリジナルストーリーの「不思議の畑のアリス」のキャラクターと一緒に不思議の畑を冒険できるコンテンツも人気だった。