米粉麺の特徴を活かしたまぜそば専門店オープン 米菓メーカーならではのトッピングも 阿部幸製菓

阿部幸製菓は14日、新潟県産の米粉を使用した米粉麺に、新潟県産食材を中心とした具材をのせた「新潟まぜそば たねや」を万代シルバーホテルビル2階にオープン。まぜそばは食べる人がまぜたり、トッピングを加えるなど“完成の一歩手前”であることから「米」の字から一画を抜いたモチーフをロゴマークとした。

同社は、新潟県産米のさらなる可能性を広げるため、19年から米菓で培った技術をもとに米粉麺の開発を行ってきた。22年からは米粉のうどんや米粉のちゃんぽんなどを提供する「おコメの麺専門店 たねや」を展開。

トッピングには柿の種クラッシュも - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
トッピングには柿の種クラッシュも
米粉麺の魅力をさらに訴求するため、新潟県を中心に飲食店を運営するダーンディッシュプロジェクトと共同し、米粉麺ならではのオリジナルメニューを開発。「小麦の代替麺」からの脱却をテーマに、魚沼地域の郷土料理「きりざい丼」をヒントにし、オリジナル米粉麺の特徴であるツルツル・モチモチの食感を生かした「新潟まぜそば」を完成させた。

レギュラーメニューは「日本海レモン」(税込価格980円)、「鶏塩まぜそば」(同880円)、「佐渡あごだし醤油」(同)、「TSUBAMESANJO」(同)の4種。トッピングには自家製ピクルス、カレー粉などのほかに、柿の種クラッシュがのせられるのも、米菓メーカーならではのアイデアとなっている。