13.3 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
小売CVSローソン、おにぎりでコンビニ業界初の成形機導入 「金しゃりおにぎり」刷新 「まるで人の手で握ったようなふっくらとした食感」
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

ローソン、おにぎりでコンビニ業界初の成形機導入 「金しゃりおにぎり」刷新 「まるで人の手で握ったようなふっくらとした食感」

 ローソンは、コンビニ業界で初めて立体成形方式を採用したおにぎり成形機を導入して「金しゃりおにぎり」シリーズを刷新し好調に推移するおにぎりカテゴリーの勢いを加速させる。

 ローソンで新たなおにぎり成形機を導入するのは12年ぶり。
 11日発表した水島史喜商品本部デイリー・厨房部部長は「手作り感を追求した。従来の成形機は三角型の中で上下からプレスする方式のためプレス圧が片寄った成形になるのに対し、立体成形方式では、おにぎり全体を立体に均等に成形することで手作りに近いふっくらしたおにぎりになる」と説明する。

 当面、立体成形方式を「金しゃりおにぎり」のみに導入して「金しゃりおにぎり」の価値を高めていく。

 18日、「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」(税込279円)「金しゃりおにぎり いくら醤油漬」(同)など定番メニュー4品と新定番メニューの位置づけで「金しゃりおにぎり 熟成紀州南高梅 種抜きまるごと一粒梅」(税込235円)を発売する。

 定番は「まるで人の手で握ったようなふっくらとした食感」を追求したほか、具材も見直した。

 定番・新定番に加えて「定期的に高付加価値のスポット商品を予定している」。

 コミュニケーションは、3月18日に行った実食調査の結果を伝える内容の広告を大々的に展開していく。

 実食調査は全国47都道府県の各県100人以上・合計5125人を対象に「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」の新旧商品の食べ比べをする内容で「約97%の方が立体成形方式で製造した新しいおにぎりのほうが“ふっくらおいしいと感じる”と回答した」という。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点