回復するか?訪日客需要

多くの地域が桜の見頃を迎え、街中に戻ってきた4年ぶりの活気を実感する機会も増えた。インテージによると今年の花見市場規模は前年の倍の2千100億円に上るという。

▼歓送迎会シーズンたけなわ。飲食店の予約数はコロナ前に近づき、注文が前年の倍近くまで戻った酒屋や花屋がテレビで紹介されている。コロナで傷を負った業種から明るい声が聞こえてくるようになったのは喜ばしいことだ。

▼野村総研は昨年末に出した23年のインバウンド需要の予想を修正。需要は5兆円に迫りコロナ前を超えると試算。現時点ではまだ韓香米台からの訪日が中心だが、受け入れ側の人手不足が心配されるほどのペースの早さだ。

▼需要期に入るそば業界を取材した。中国産新そばは4年で倍以上の値上がりで、米国産は希望した量の手当てが困難。国産も生産量に限界がある中、新たな海外産地開拓の必要性が論じられるようになった。一方、日本そば店に客が戻ってきたのは明るい。業界では観光地需要に期待をかける。これからの主役は観光客。中でも外国人はその本命になりそうだ。

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