8.4 C
Tokyo
11.1 C
Osaka
2025 / 12 / 25 木曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)回復するか?訪日客需要

回復するか?訪日客需要

多くの地域が桜の見頃を迎え、街中に戻ってきた4年ぶりの活気を実感する機会も増えた。インテージによると今年の花見市場規模は前年の倍の2千100億円に上るという。

▼歓送迎会シーズンたけなわ。飲食店の予約数はコロナ前に近づき、注文が前年の倍近くまで戻った酒屋や花屋がテレビで紹介されている。コロナで傷を負った業種から明るい声が聞こえてくるようになったのは喜ばしいことだ。

▼野村総研は昨年末に出した23年のインバウンド需要の予想を修正。需要は5兆円に迫りコロナ前を超えると試算。現時点ではまだ韓香米台からの訪日が中心だが、受け入れ側の人手不足が心配されるほどのペースの早さだ。

▼需要期に入るそば業界を取材した。中国産新そばは4年で倍以上の値上がりで、米国産は希望した量の手当てが困難。国産も生産量に限界がある中、新たな海外産地開拓の必要性が論じられるようになった。一方、日本そば店に客が戻ってきたのは明るい。業界では観光地需要に期待をかける。これからの主役は観光客。中でも外国人はその本命になりそうだ。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。