膨らむインバウンドへの期待

都内を歩くと、外国人旅行者の数が急に増えたと感じる。日本政府観光局(JNTO)によると、3月の訪日外国人旅行者数は181万7千500人で19年同月比34.2%減だが、22年同月比2千648.7%増。22年10月の個人旅行再開以降で最高を記録した。

▼1~3月の訪日外国人旅行者数は479万300人で19年同期比40.5%減だが、22年同期比4千661.4%増。旅行者数は順調に回復している。さらにそれ以上に回復が進んでいるのが旅行消費額だ。

▼観光庁によると、1~3月の訪日外国人旅行消費額は1兆146億円で19年同期比11.9%減の水準まで回復。中国の回復が遅れているが韓国、台湾、香港、米国をはじめ中国とロシアを除く上位の国籍・地域はいずれも19年同期の実績を上回っている。

▼コロナも落ち着きをみせている。訪日外国人の旅行者数や旅行消費額、インバウンド需要は回復基調・拡大基調で推移していく公算が大きい。ちなみに旅行消費額のトップ3は宿泊費、買い物代、飲食費だ。外食を含む関連業界の期待も急速に膨らんでいる。

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