10.8 C
Tokyo
11.4 C
Osaka
2025 / 12 / 29 月曜日
ログイン
English
その他お花見市場は倍増予測 桜の名所に外出意向 インテージ調べ

お花見市場は倍増予測 桜の名所に外出意向 インテージ調べ

マーケティングリサーチ会社のインテージは、「2023年のお花見」に関する意識と行動の調査結果を公開し、今年の市場規模は2千100億円、前年比195%と倍増を予測した。花見を予定している人は全体の約3割と微増だが、外出や飲食等に使う想定金額が6千935円、同185%と大幅に増加する見通し。

調査は今年2月下旬に全国15‐79歳の男女2千610人を対象に実施した。お花見を予定する場所としては、「昼間に近場の桜が咲いている場所」が約7割と最大ながら前年よりポイントを落とした一方、「昼間に近場の桜の名所」や「桜の名所に日帰り旅行やドライブ」の割合が上昇、行動範囲を広げる意向がみられた。

また誰とお花見を楽しむ予定かは、友人・知人が33%(前年19%)に大幅アップ。「屋外なので対策すれば大丈夫」との考え方が28%(同20%)に高まったことも特徴的。

同社の生活者研究センターの田中宏昌センター長は「今年のお花見は昨年までの自粛ムードから一歩・二歩ほど確実に抜け出し、前向きなマインドに溢れているように映る。感染対策は引き続き行いつつ、安全に配慮してゆっくり楽しむという新しい景色の広がりを感じる。ゴールデンウィークも活気回復が期待できるのは」としている。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。