転居することになり、引っ越し業者に見積もりを依頼した。3月下旬でお願いしたところ、予算を大幅に上回る料金を提示されて愕然とした。「3月下旬は最繁忙期なので通常期の3倍」とのことだった。
▼「どうしようか」。妻と話していたところ、担当者が上司と電話で相談した後、「引っ越しを1週間早くしていただければ、見積額の2/3にさせていただきます」との提案。この時期は1週間の違い、予定日の混雑状況などにより料金が大きく変動するとか。
▼改めて提示された見積額がぎりぎり予算内に収まっていたこと、コスト上昇の直撃を受け、運送業界の収益構造が厳しさを増すなか、「企業努力で価格を据え置いています」という説明にも納得できたのでお願いすることにした。
▼もっとも「引っ越しをゴールデンウイーク明けにしていただければ、見積金額の1/3になります」とも言われた。当然といえば当然だが、最繁忙期と閑散期では料金が大きく変動するようだ。3月後半からは民族大移動期。異動の内示も出る頃だが、この時期、引っ越し料金は時価になるよう。手配はお早めに。