福岡県産の食材をふんだんに使用したメニューを提供する「『福岡の食フェア』2023」が、2月中旬にかけて「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」「リストランテ アクアパッツァ」「szechwan restaurant陳」などトップシェフの6店舗で行われる。
福岡は国内有数の「美食の宝庫」として知られる。三方を海に囲まれ、山や川などの自然にも恵まれていることから、多くの良質な食材が育まれてきた。ブランド化されている「あまおう」「はかた地どり」「福岡有明のり」「八女茶」「一本槍(ケンサキイカ)」などが有名だ。
昨年11~12月、今回のフェアに参加したシェフが福岡を現地視察して生産者らを訪問。農家や漁師と触れ合って食材への理解をさらに深め、このほど提供するオリジナルメニューを考案した。
各店舗のフェアのスケジュールと提供メニューは次の通り。
▽「szechwan restaurant陳」は1月7日~2月18日。「しっとりと茹であげた はかた地鶏のトウチソース」「福岡県産“王リンギ”と黄ニラの塩炒め」「発酵唐辛子とドライトマト醤で和えたラー麦麺」など6メニュー
▽「スリオラ」は1月10日~2月9日。「あまおうの入ったホワイトチョコと卵黄のスフレスクイー」など2メニュー
▽「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」は1月19日~2月18日。「はかた地鶏のカチャトーラ」を提供
▽「てのしま」は1月19日~2月18日。「特鮮 本鰆のたたき」など3メニュー
▽「リストランテ アクアパッツァ」は1月20日~2月19日。「はかた和牛のロースト 季節の野菜添え」「あまおうのティラミス」など3メニュー
▽「ナベノイズム」は1月20日~2月19日。「バンド・オ・フレーズ@Komagata」など3メニュー
このほどキックオフパーティーを都内で開き、「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務シェフは「もともと福岡は大好きな土地だが、現地視察して新たな魅力を発見できた」、「リストランテ アクアパッツァ」の日高良美シェフは「県のバックアップで特徴ある農林水産物が次々に生まれている」、「szechwan restaurant陳」の井上和豊シェフは「中華麺用粉『ラー麦』を使ったパスタなど特別なメニューを楽しんでほしい」などとアピールした。