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加工食品冷凍食品マルハニチロ 家庭用冷食、個食対応を強化 「消費者視点で商品改善へ」半澤取締役
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

マルハニチロ 家庭用冷食、個食対応を強化 「消費者視点で商品改善へ」半澤取締役

マルハニチロは、家庭用冷凍食品で「単身世帯へ向けた個食」のラインアップを拡充する。2023年春季は、特に需要が伸びている麺類で「新中華街 牛肉オイスターソース焼そば」、総菜類で「おかずプレート」シリーズ2品を新たに投入。おいしさ・簡便・健康などを切り口に拡大傾向の個食ニーズに応える。

このほどオンラインで発表会を開き、半澤貞彦取締役専務執行役員は「家庭用は新たに定着したライフスタイルに合わせ、内食需要や簡便スマート調理に対応した商品を発売していく。業務用はおいしさに加え、人手不足問題を解決できる商品提案に重点を置いた。中期経営計画『海といのちの未来をつくるMNV2024』のもと、商品やサービスを通じて社会価値と環境価値の最大化を目指す」と述べた。

家庭用冷凍食品は「単身世帯へ向けた個食」の提案を強化。「新中華街 牛肉オイスターソース焼そば」は、袋から出してトレーのまま電子レンジ調理するだけで、本格的な中華メニューが楽しめる。新シリーズ「おかずプレート」は、主菜と副菜をバランス良くセットした。「照り焼きチキン&根菜きんぴら」と「ヤンニョムチキン&3種ナムル」の2メニュー。おいしさと簡便性はもちろんのこと、食塩相当量を約2gに抑え、ごはんと組み合わせても500kcal未満と健康志向に配慮したこともポイントだ。店頭売価は300円台半ばを想定する。

「さば水煮 食塩不使用」(マルハニチロ)
「さば水煮 食塩不使用」(マルハニチロ)
若宮靖史常務執行役員は「ワンプレート商品の市場は伸びているがまだ50億円規模と成長の余地がある。今後のアイテム追加も見据え、まずはシリーズで年間10億円を目指す」。

なお広島工場の火災に伴い、同工場の生産品目の代替品として「牛カルビマヨ」を群馬工場より関東甲信越・中部エリア限定で、「ポテト肉巻き」をマルハニチロ九州より北海道・東北・九州エリア限定でそれぞれ出荷する。

家庭用加工食品部門(缶詰・瓶詰・レトルトなど)では、「さば水煮 食塩不使用」への期待がかかる。青魚の健康価値に対するニーズは強く、簡便かつ食塩不使用となったことで、様々な料理にも使いやすい。

業務用冷凍食品は、安田大助常務執行役員が説明。外食や宿泊業はコロナ禍から需要の回復が進んでいるものの、現場の人手不足が深刻であることを強調し、「課題解決に向け『簡便価値+α(手作り感・出来立て感、おいしさ)』を提案していく」とした。「ノンプリフライ」シリーズに「サクッと食感!いか天ぷら50」と「白身魚のサクサク揚げ50」を追加。調理技術不要で手揚げ風のサクサク天ぷらが提供できる。また「袋内調理品」の品揃えを拡充。「ガツンと旨い!ブロッコリーのピリ辛ガーリック」や「ごろっと旨い!ジャーマンポテト」など、スチコンなどで加熱するだけで高品位の一品が出来上がる。

新商品の年間販売目標は、加工食品ユニットは16品で49億円、食材流通ユニットは15品で8億円。いずれも3月1日発売。

一方、近年の同社は消費者視点のマーケティング活動を強化している。半澤取締役は「月に1回の頻度で商品改善会議を実施。メンバーは関係部署から広く集まり、お客様相談室に届いているご要望やご不満の声をどう生かしていけるか検討中だ。次年度はステージアップして開発プロセスに組み込んでいきたい」との考えも明かした。

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