日本アクセスは、ごま加工メーカーのマコト(東京都千代田区、加藤三千男社長)と共同で、日本初となる有機の皮むきいりごまを開発した。18日から、さいたまスーパーアリーナで開かれる展示商談会「春季フードコンベンション」乾物乾麺コーナーで、オリジナル商品「有機皮むきいりごま」を披露。3月1日から全国発売する。
有機の皮むきいりごまは、市場の小ささや原料確保、皮むき技術、有機JAS認定工場の希少さなどの理由から、これまで市場にない商品だった。
一方で、様々な料理に使える汎用性や消費者の健康志向などを背景に、「10年以降、有機ごまは毎年110~120%の成長を続けており、直近でも102%と伸長している」(同社)。
さらに市販用ごまの品揃え構成比では25%を有機製品が占めており、シェアは年々拡大傾向にあるという。
日本アクセスとマコトは足掛け2年にわたって検討を重ね、原料や製造工場などの課題をクリアし、日本初となる「有機皮むきいりごま」の商品化にこぎつけた。特にマコトが誇る皮むき技術「みがき製法」は、ごまをすり合わせるように表皮をむくことでナッツのような甘味とパリッとした食感の皮むきいりごまを実現。拡大する有機ごま市場の新アイテムとして提案する。内容量60g、店頭想定価格は税抜198円。